海外旅行に行くときはクレジットカードが必須ですが、どんなカードでも良いというわけではありません。
クレジットカードには得意分野と苦手分野があり、海外旅行で利用するなら海外旅行に強いカードを選ぶ必要があります。
それでは、海外旅行に強いクレジットカードとはどのようなものでしょうか?
海外旅行に最適なクレジットカード選びのポイント、そして海外旅行をもっと楽しむためのサービスなど、おすすめのクレジットカードについて見てみましょう。
目次
海外旅行で活躍するクレジットカードとは?
国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドの中で、最も流通しているのがVISA、次いでMaster Cardでこの2つが世界シェアの80%を占めています。
中でもVISAの加盟店数は圧倒的に多く、これさえあれば世界中どこでも使えるクレジットカードです。
日本企業のJCBは世界シェア5位となっています。
主にハワイやアジア圏で加盟店を拡大していますが、欧米では利用できないところも多いです。
海外旅行にいくときはVISAカードを選んでおけば安心して楽しむことができますよ。
海外旅行傷害保険
海外旅行に行くときは「海外旅行保険」が必要不可欠です。
なぜなら海外で傷害・疾病の治療をするとなると、無保険のためとても高額になってしまうからです。
しかし、海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを持っていれば、改めて保険に入る必要がありません。
必ず、海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを選びましょう。
付帯条件をチェック
クレジットカードに付帯している保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
自動付帯というのはクレジットカードを所有しているだけで、自動的に保険が付帯されるものです。
海外旅行に行く前に、手続きなどの必要がありません。
一方、利用付帯はツアー代金や行きの公共交通機関の料金を、そのクレジットカードで支払うことで初めて保険が付帯されるのです。
自分のクレジットカードの保険の付帯条件がどちらなのか、確認しておきましょう。
補償内容と補償金額をチェック
クレジットカードに付帯している保険では、補償金額が十分ではない場合があります。
そういう場合は、クレジットカードを複数枚持つことで、保証額を合算することが可能です。
ただし、傷害による死亡・後遺障害は合算することはできず、最も高い補償金額をカード会社同士で按分することになります。
それ以外の保証金額については合算することができるので、1枚では補償額が不安…という心配もなくなります。
また、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険では疾病による死亡はカバーされないため、この補償も欲しい場合は別途海外旅行保険に入るとよいでしょう。
海外旅行傷害保険が自動付帯した年会費無料のカードはコレ!
[surfing_su_table_ex]
REXカードLite |
JCB EIT(リボ払い専用) |
DCカードZizile(リボ払い専用) |
|
国際ブランド | VISA | JCB | Table |
傷害死亡 | 2,000万円 | 2,000万円 | Table |
後遺障害 | 2,000万円 | 2,000万円 | Table |
傷害/疾病治療 | 200万円 | Table | Table |
賠償責任 | 2,000万円 | Table | Table |
携行品損害 | 20万円 | Table | Table |
救援者費用 | 200万円 | Table | Table |
[/surfing_su_table_ex]
・国際ブランド JCB
・傷害死亡 2,000万円
・後遺障害 2,000万円
・傷害/疾病治療 100万円
・賠償責任 2,000万円
・携行品損害 20万円
・救援者費用 100万円
DCカードZizile(リボ払い専用)
・国際ブランド Master Card
・傷害死亡 1,000万円
・後遺障害 1,000万円
・傷害/疾病治療 30万円
・賠償責任 1,000万円
・携行品損害 10万円
・救援者費用 50万円
EPOSカード VISA
・国際ブランド VISA
・傷害死亡 500万円
・後遺障害 500万円
・傷害/疾病治療 200万円/270万円
・賠償責任 2,000万円
・携行品損害 20万円
・救援者費用 100万円
海外旅行をもっと快適に!充実した特典付きのクレジットカード
クレジットカードには、海外旅行向けの特典が充実しているカードもあります。
空港ラウンジ利用
空港ラウンジが無料で利用できるサービスです。
出発までの時間を混み合った待合室ではなく、専用ラウンジでゆったりと快適に過ごすことができます。
ただし、利用できる空港ラウンジは国内とごく一部の海外に限ります。
国内だけでなく世界の空港ラウンジを利用するには「プライオリティパス」が必要となります。
プライオリティパスは399ドルの年会費がかかりますが、クレジットカードの中にはプライオリティパスを発行してくれるものもあります。
楽天プレミアムカード
・年会費 10,800円
・空港ラウンジ利用(国内はほとんどの空港でカード提示で利用可、海外はプライオリティパスで利用可)
・海外お土産サービス割引
・海外用Wi-Fi、携帯レンタルサービス割引
・手荷物宅配割引
・空港での防寒着一時預かり
・空港パーキング割引
・海外でのレンタカー割引
・海外トラベルデスク優待
・海外旅行保険 最高5,000万円
セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
・年会費 21,600円(税込)
・空港ラウンジ利用(国内主要空港で利用可、海外ではプライオリティパスで利用可)
・ハイヤー送迎サービス優待
・海外用Wi-Fi、携帯レンタルサービス割引
・アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス・オフィス利用
・海外旅行保険 最高1億円
・ポイントをJALマイルと交換可
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
・年会費初年度無料、2年目以降29,000円(税抜)
・空港ラウンジ利用(国内28空港利用可、海外プライオリティパスで利用可ですが利用料が無料なのは年2回まで)
・手荷物無料宅配サービス(出発時・帰国時ともに無料ですが、利用できる空港は4か所のみ)
・エアポート送迎サービス優待(利用可の空港は4か所のみ)
・空港パーキング割引
・無料ポーターサービス(利用可の空港は2か所のみ)
・海外旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
海外旅行用のクレジットカードを選ぶには、国際ブランドと海外旅行傷害保険の2点をチェックしましょう。
国際ブランドはVISAを選べば間違いありません。
海外旅行傷害保険は複数枚のクレジットカードを持つことで、治療費や賠償金等の補償額が合算されるため安心です。
また、年会費はかかりますがワンランク上のクレジットカードなら、より快適な旅行な旅行を楽しむことができますよ。